名古屋土産に新製品-八丁味噌と抹茶を使ったラスク

千両が発売した「名古屋みそ・まっちゃラスク」

千両が発売した「名古屋みそ・まっちゃラスク」

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 名古屋名物をテーマにしたお土産用食品を展開する千両(名古屋市中村区亀島2)は10月から、「名古屋みそ・まっちゃラスク」を販売している。

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 駅弁の名古屋だるま(名古屋市中村区亀島2)を皮切りに土産用食品を展開する千両は、八丁味噌で煮込んだ「みそ手羽」や「みそたま」など、名古屋名物を使用した商品を手がけてきた。同社で「おやつのように手軽に食べられる商品」を検討していたところ、同社の松村さんがテレビで八丁味噌バターを使用したトーストのレシピを見ていてアイデアを思いつき、日持ちする商品にするためラスクとしての商品化が実現したという。

 同品には、駅弁ブランドでも使用している愛知県岡崎産の八丁味噌や西尾産の抹茶を採用し、ペーストを塗って焼いただけでなく、パン生地にも味噌や抹茶を練り込んでいるのが特徴。ペーストは、八丁味噌特有の渋みをやわらげたり、抹茶の風味を生かすため砂糖の配合にもこだわっており、開発から発売までに約1年かかった。

 同社の松村さんは「子どもから大人まで年代を問わず、おやつや朝食として気軽に食べてもらえたら嬉しい。名古屋名物を使用した商品は特に好評で、全国からの問い合わせも多い。今後も、名古屋名物を使用したいろいろな商品を展開していきたい」と話している。

 価格は、八丁味噌バター味、西尾抹茶バター味の2種類各6枚入りで525円。名古屋駅構内の「キヨスク」などで販売している。

名古屋だるま

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