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名鉄百貨店「屋上ビアガーデン」が営業開始-イギリス、ベルギーのビールも

会場からは「JRセントラルタワーズ」「名古屋ルーセントタワー」など高層ビルが望める

会場からは「JRセントラルタワーズ」「名古屋ルーセントタワー」など高層ビルが望める

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 名鉄百貨店本店(名古屋市中村区名駅1)の「屋上ビアガーデン」が4月29日、営業を開始した。

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 席数は640席(屋外=480席、テント内=席160席)で、雨天時はテント内の席を200席用意するという。2008年に26年ぶりに復活した同ビアガーデンは今年で4年目。毎年売り上げを伸ばしているという(同店広報担当者)。周りにそびえ立つ「ミッドランドスクエア」「JRセントラルタワーズ」「名古屋ルーセントタワー」「モード学園スパイラルタワーズ」などの高層ビルの夜景を望むことができる。

 システムはバイキング形式の飲み放題、食べ放題で時間は無制限。料理はアジアンメニューが中心で、ベトナム、中国、韓国、タイの4カ国の料理を2カ国ずつ提供する。それぞれ10種類の料理を用意。タイ料理は、青パパイヤのサラダ「ソム・タム・タイ」、キュウリとパクチーのあえ物「ヤム・テンクワ」、「トム・ヤム・クン」などが並び、飲食ブース前はナンプラーの香りが漂っていた。

 また、日本全国のご当地グルメを日替わりで提供。当日は、「いぶりがっこ」「玉こんにゃく」の煮物、「タケノコの土佐煮」などをそろえる。そのほか定番つまみの枝豆、焼きそば、おでんなど常時、50種類以上を提供。また、女性客の利用が多い同店ではリクエストに応え、サラダ、スイーツ、フルーツ類も豊富に取りそろえ、「品切れしないように用意する」という。

 ドリンクは生ビール、焼酎、日本酒、ハイボール、サワー、ソフトドリンクなど。今年の特徴は、イギリスの「バス ペールエール」、ベルギーの「ベル・ビュー クリーク」。提供は6月末まで。

 26年ぶりに復活オープンした1年目は、ビアガーデン全盛期を懐かしんで来店する団塊の世代の方が多かった。それから2年、3年経つと若い層や外国人の利用客も増えた」という。また、今年は東日本大震災の影響でアサヒビールの商品「黒生ビール」の提供が不可能に。「最初は自粛モードもあり、『ビアガーデン開催期間を短くする』、『黒生ビールの提供が可能になってからの営業にする』などいう考えもあったが、多くの人に利用してもらいたい、活気づいてほしい、盛り上げたいという思いから昨年と同様に営業を開始した」。

 平日の営業時間は17時~22時。土曜・日曜・祝日は15時~。7月、8月中の金曜の営業開始時間は15時に繰り上がる。料金は大人=3,500円、子ども(5歳~12歳)=2,000円。9月25日まで。

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