名古屋駅からほど近い、円頓寺と四間道かいわい（名古屋市西区那古野）でクーポン企画「なごポン」が現在、展開されている。

金シャチをモチーフにした「しゃちなり」

　今回で3回目の同企画。かいわいの飲食店や物販店など約40店舗が参加。4枚つづりの1シート（500円）で、参加店の対象商品と引き換えることができる。

　地元の精肉店「丸小商会」は、定番であげたての「ミンチカツ」（1枚）、老舗「よしの寿司」は、茎ワサビが入った創作いなりずし「つんつんイナリ寿司3個」（2枚）、居酒屋「しゃばらむ」は、金シャチをモチーフにした「しゃちなり（2個）」（3枚）、カジュアルフレンチをベースにした料理店「foods & bar ホンボウ」は、子羊の背肉をハーブと塩コショウでシンプルに料理した「子羊のヤキッパ」、そばと日本酒の「鈴音」は「本日の日本酒（1合）」、人気パン店「ブルーデル・ヤマト」は、600円相当のパンの詰め合わせ（以上、4枚）など。ガイドによるかいわいの「まちあるき」（1枚、23日開催）、名古屋おもてなし武将隊の家康の歴史散策（3枚、30日開催、限定25人）、寺の中で「瞑想（めいそう）ヨガ体験レッスン」（3枚、毎週土曜10時～）も用意する。

　歴史がありレトロな商店街の風景が特徴的な円頓寺エリア。最近では、さまざまなイベントが開催されることが多くなった。「イベント開催時はにぎわいを見せる。イベントをきっかけに円頓寺に来てくれる人やリピーターも増えた。にぎわいのあるイベントの一方、いつもの緩やかな時間も堪能できる。メリハリの利いた街だと思う」と話すのは、同企画担当で四間道にある雑貨店「月のののうさ」のカワカタミカコさん。「なごポンの利用をきっかけに、今まで利用したことない店に足を踏み入れてほしい」とも。

　「なごポン」の販売場所や開催内容・時間などは、かいわいのまちづくりを担う有志グループ「那古野下町衆」のホームページとチラシで確認できる。11月30日まで。