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名古屋タカシマヤでチョコレートの祭典「アムール・デュ・ショコラ」

たくさんの来場者でにぎわう会場

たくさんの来場者でにぎわう会場

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 ジェイアール名古屋タカシマヤ(名古屋市中村区名駅1)10階で1月20日、チョコレートの祭典「2016アムール・デュ・ショコラ」が始まった。

蒲郡みかんを使ったヴィタメールのショコラ

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 規模、売り上げともに「日本一」を誇る同イベント。昨年の売上高は15億円以上、来場者数60万人以上、販売点数150万個以上で、東京、大阪からの来店もあるという。有名ブランドのシェフが店頭に立つ機会も多く、来店したファンと言葉を交わし、気さくに記念撮影やサインにも対応する姿が多く見られた。ブランドの案内などを行うコンシェルジュカウンターも昨年に引き続き設置。

 今年は国内外の約155ブランド出店。自分で食べるために購入する「自分チョコ」をメーンターゲットに据える。初日、一番乗りの来店客は朝5時台から開店を待っていたという。男性客も増えているという。

 同店限定商品は54種類。1店舗だけの限定品を作るのは初めてだという「ピエール マルコリーニ」の「バレンタインセレクション 9個入り リミテッドエディション ゴールド」(3,456円)、名古屋の茶の湯文化をモチーフに漆(うるし)塗りの茶道具をイメージした黒と金色の限定パッケージに詰めた「ジャン=ポール・エヴァン」の「ボワットゥショコラ 6個入り NAGOYA」(3,082円)など。

 「日本の素材を使うことがトレンドになっている」といい、「蒲郡(がまごおり)みかん」を使いジュレと果汁を入れた「ヴィタメール」の「ショコラ・ド・MIKAN」(4個入り1,620円、同店限定)、シェフが日本滞在中に出会った「山椒」を使った「パスカル・ル・ガック」の「ボンボンショコラ詰め合わせ」(4個入り1,836円)、アルコール度数46度の酒「越後武士(えちごさむらい)」を使った「ミッシェル・ブラン」の「スピリッツ」(6個入り2,916円)なども登場。

 東海エリア発の「シェ・シバタ」は、愛知県の吉良町の「饗庭塩」と「西尾産抹茶」と、三重県のイチゴ、岐阜県の「飛騨山椒」といった、東海三県の素材を使った「エス・セレクショーネ」(4個入り1,728円、各日100箱限り)を同店限定で用意。

 その場で楽しめるチョコレートのスイーツを販売する4ブランドも登場。辻口博啓シェフが手掛けるブランド「フェーブ」からはベリーやクランチをトッピングしたムースのようなアイスクリーム「パルフェグラッセ ショコラフランボワーズ」(1本501円)を同店限定で販売。「名古屋のために作った、ここでしか味わえないスイーツ」と、来店していた辻口シェフ。そのほか、小倉あんをトッピングしたマックスブレナーの「小倉チョコレートピザ&ドリンクセット」(951円)など。

 2013年以降、売り上げ1位を守り続ける「クラブハリエ」は今回も最大の売り場を設ける。前回の混雑状況を踏まえレジカウンターを増設した。新商品の滋賀県の朝宮抹茶を使った「抹茶ブラウニー」(1,890円、2月4日まで各日300個限定、2月5日~14日は各日500個限定。午前9時から整理券配布。1人2個まで)は同店で先行販売している。

 営業時間は10時~20時。2月14日まで。

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