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円頓寺商店街にオーダー靴と修理の専門店

深いネイビーのオリジナル商品「AIZENシューズ」を手にする、靴職人で店長の森原ももみさん

深いネイビーのオリジナル商品「AIZENシューズ」を手にする、靴職人で店長の森原ももみさん

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 円頓寺商店街に1月27日、靴修理とオーダー靴専門店「Antico Cibattino(アンティコ チャバッティーノ)」(名古屋市西区那古野1、TEL 052-571-1808)がオープンした。

深いネイビーのオリジナル商品「AIZENシューズ」とベビー靴

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 プロの靴職人の育成を目的としたコースや靴作りの教室などを展開する「靴アサオカ工房」(中区)の姉妹店としてオープンした同店。同工房代表の浅岡洋さんがオーダー靴の店を開きたいという夢を実現させた。

 場所は、円頓寺商店街に昨年初めにできた商業施設「那古野ハモニカ荘」の一角。外観は味わいのある引き戸と藍色ののれんが目を引く。浅岡さんは「円頓寺エリアは以前から気になっていた場所で、将来的にも盛り上がりそうな地域だと思う。路地にある雰囲気も気に入っている」と話す。

 オーダー靴は、0.5センチのサイズ違いで用意したサンプルの靴をもとに、履き心地などを確認して作る。木型を微調整するセミカスタム(靴の代金+木型調整代3,000円~5,000円、納期1~2カ月)、木型をオリジナルで作るフルカスタム(靴の代金+木型制作代3万円、納期2~3カ月)の型は保管できる。「オーダー靴は高いイメージがあるが、オリジナルで木型を作っても合計10万円以内でできる。若い人にも自分にあった靴を持ってもらえれば」と、靴職人で店長の森原ももみさん。

 靴修理の主なメニュー内容は、婦人靴=ピンヒール(850円~)、カカト交換(Sサイズ=1,000円~)、ハーフソール(2,300円~)、ほつれ縫い(1,500円~)、紳士靴=カカト交換、ハーフソール(以上2.500円~)、オールソール(1万円)など。靴のほか、バッグなど革製品にも対応する。

 靴作りの技術をデザインとして生かした革小物も販売。開くとポケットが大きく広がるコインケース(5,500円)や、三角形のコインケース(3,000円)、靴の後ろの縫い合わせ「ドッグテール」を生かしたカップホルダー(4,000円)などをそろえるほか、「出産祝いなどのプレゼントにいい」という名前と誕生日を入れられるベビー靴も用意(価格は全て税別)。

 平日17時~19時30分の「帰宅時間」限定で「クイック靴磨き」(800円)も行う。「商店街沿いに出している看板を見て立ち寄ってくださる人が少しずつ増えている」と森原さん。

 営業時間は11時~20時。月曜定休。

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