「ポール・ボキューズ」、名古屋初進出-空間デザインは森田恭通さん

開放感あふれる「ブラッスリー ポール・ボキューズ ラ・メゾン」の店内

開放感あふれる「ブラッスリー ポール・ボキューズ ラ・メゾン」の店内

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 JRセントラルタワーズ12階のレストラン街「タワーズプラザ」(名古屋市中村区名駅1)に11月7日、ひらまつ(東京都渋谷区)が手がけるフランス料理店「ブラッスリー ポール・ボキューズ ラ・メゾン」(TEL 052-563-4455)がオープンした。

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 手ごろなブラッセリー業態の店舗として人気を集める同店は、フランスで43年間「ミシュラン・ガイド」の三つ星を取得しているポール・ボキューズ氏のレストラン。名古屋初出店で、六本木・国立新美術館や銀座の店舗に次ぐ6店舗目。時間帯を問わずに気軽に立ち寄れる「オールデーダイニング」のスタイルで客を迎える。

 席数は162席。「ひとりでも気軽に利用できるように」(同店)とカウンター席を10席も用意した。パーティーなどにも利用できるよう、最大16人が利用できる個室も用意する。空間デザインはインテリアデザイナーの森田恭通さんが手がけた。

 同レストラン街の中央に位置する同店は、オープンテラスに囲まれた開放感あふれる外観で、エントランスからテラスにかけては華やかなドレープカーテンを起用。パリの街角をイメージしたテラスは、「カジュアルさ」と「エレガントさ」を兼ね備えた空間を演出した。店内各所に散りばめられたシャンデリアや木目調の重厚なインテリアも目を引く。

 店名に「メゾン」という言葉を使った理由について、同店広報担当者は「フランス語の『メゾン』は日本語で『家』を意味する。この店が自分の家のようにくつろげる場所となり、ゆっくりと食事を楽しめるよう『メゾン』とした」と話す。

 メニューは、本場フランスのリヨンにあるブラッスリーと同じ味を提供するため、郷土料理をメーンにリヨンの食材を豊富に取り入れた料理を提供。リーズナブルな価格にもこだわった。前菜とメーンディッシュ、デザートを組み合わせた「プリフィクスコース」(2,680円~)をはじめ、メーンディッシュとデザートを組み合わせたカジュアルな「ランチセット」(1,500円)を用意する。プリフィクスコースは終日提供するが、ティータイムはカフェとして利用することもできる。

 ドリンクは、「有名ワインショップで購入するのと同等の価格」(同店)でワイン(グラス480円~、ボトル=3,500円~)やシャンパン(グラス=800円、ボトル=6,300円~)を取りそろえる。単品のチーズ(フランス産、800円~)も白カビ、シェーブル、ウォッシュ、ハードタイプ、ブルーなど各種を用意。

 営業時間は11時~23時。12月28日まで、ボキューズ氏の「伝説の料理」を「オープニング特別メニュー」(7,350円)として提供している。

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