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名駅3丁目でグルメ・グランプリ企画-閑散期のエリア全体を活性化

参加者が食べ歩いて新名物を選ぶ参加型イベント「名3グランプリ」のポスター

参加者が食べ歩いて新名物を選ぶ参加型イベント「名3グランプリ」のポスター

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 名古屋駅近くの飲食店街が立ち並ぶ名駅3丁目エリアで2月7日~10日、参加者が食べ歩いて新名物を選ぶ参加型イベント「名3(めいさん)グランプリ」が開催される。企画は大手広告中部本社(中村区名駅3)。

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 名駅3丁目にオフィスを構える同社。「街の変化を目の当たりにしてきた」と同イベント担当の塩澤さん。「自分たちも1ユーザーであり、たくさんの飲食店の中で行ったことのない、試したことのない店が多いという実情を反映し、新しい店を訪れるきっかけを作ろうと企画した」という。同エリアは昔からの居酒屋や古民家を利用した店舗が点在する一方、新しく飲食店複合ビルが相次いでオープンするなど、新旧が同居している。

 企画の準備は昨年10月から本格的に始まった。対象の店舗は、「夜に営業していて、働く人のディナーとして利用できるところ」(塩澤さん)。同エリアにある約170店舗全てに声掛けし、今回30店舗が参加する。参加店の情報は、同イベントのブログでメニューとともに随時アップするほか、チケット販売所で公式ガイドブックを配布する。

 参加者は3枚つづりの専用チケットを使い、参加店でチケット1枚と引き換えで1フード・1ドリンクを楽しむことができる。最も気に入った1店舗を投票用紙に記入し各店舗に設けた投票箱に投函するシステム。グランプリの選定の基準は参加者が自由に決める。約半数の店が同企画のための限定メニューを用意したという。「味はもちろん、パフォーマンスや接客なども含まれるのでは」

 「この2月の閑散期に地域での開催することで、エリア全体で盛り上げていきたい。店には参加して告知に使ってもらい、利用者には自分好みのおいしい店を見つけてもらいたい」と塩澤さん。反応を見て半期に1回のペースで継続的な開催を考えているという。

 チケットは、3枚つづり=2,400円、3枚つづり2パックセット=4,600円。ローソン3店舗(名駅3丁目店、名駅桜通北店、名駅2丁目店)、「リカーワールド21シバタ」などで販売する。

 グランプリは2月16日、ブログで発表するほか、情報誌「シティリビング」3月3日発行の紙面に掲載する。問い合わせは実行委員会(TEL 052-582-0802)まで。

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