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円頓寺商店街で地元グルメ食べながら街歩き 「ワンダーグルメ」始まる

キャンディー状にパッケージしたワンダーグルメの「タマゴサンド」を手にする「喫茶、食堂、民宿。なごのや」スタッフ

キャンディー状にパッケージしたワンダーグルメの「タマゴサンド」を手にする「喫茶、食堂、民宿。なごのや」スタッフ

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 円頓寺商店街(名古屋市西区那古野1)の地元グルメを食べながら街歩きを楽しむ企画「ワンダーグルメ in 円頓寺商店街」が11月20日、同商店街で始まった。

ワンダーグルメの「串ドゥル天」「赤味噌味手巻き寿司」「とり手羽元の薫製ピンチョス」

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 同企画は名古屋商工会議所が同商店街と協力し「食べながら街歩きをする」観光スタイルを提案・創造し、観光集客と観光消費の拡大を図るプロジェクト。

 参加するのは9店舗。同商店街理事長の田尾大介さんは「ワンダーグルメで少しずついろいろな商店街の味を味わえる今までにない楽しみ方。各店ならではの料理をワンハンドフードに仕上げた。コロナ禍でも安全に楽しめる企画を準備してきた」と話す。

 沖縄好きの店主が営む沖縄料理店「サキアテジョーグー」は、田芋を使った郷土料理のドゥル天をアレンジした「串ドゥル天」、名古屋ちょうちん職人が営む「わざもん茶屋」は、モツ・大根・こんにゃく・卵のみそおでんの串「どて串」、開業70年の「よしの寿司」は「赤味噌(みそ)味手巻き寿司」、「喫茶、食堂、民宿。なごのや」は名物の「タマゴサンド」、円頓寺に出店して10年のスペインバル「バル ドゥフィ」は「とり手羽元の薫製ピンチョス(2個)」(以上300円)、1948(昭和23)年創業の精肉店「肉の丸小」のコロッケ(90円)など。

 同企画専用の紙をクレープ状やキャンディー状などに包み、グルメを入れる容器として使う。「1枚の紙を使っただけの包装なので、プラ容器のようにかさばらず、脱プラにもなる」(田尾さん)。同企画で発生したパッケージのゴミは、参加する全店舗で回収する。

 参加店に設置する専用チラシに同企画メニューと各店の紹介、営業時間などを掲載する。9種類のワンダーグルメを購入しスタンプを集めると、希望のメニュー1点を進呈する。

 「利用したことがない店でも店内飲食ではないので気軽に利用してもらえるのでは。テークアウトのビール片手に散歩がてらアーケード内を楽しんでもらえたら」(同)。

 12月20日まで。

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