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円頓寺のダイニングバーが店先で総菜テークアウト販売 新しい客層との交流楽しむ

店先で総菜テークアウト販売を展開する「サキアテ ジョーグー」を営む石倉夫妻

店先で総菜テークアウト販売を展開する「サキアテ ジョーグー」を営む石倉夫妻

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 円頓寺商店街にある沖縄と地元食材を合わせた創作料理を提供するダイニングバー「サキアテ ジョーグー」(名古屋市西区那古野1、TEL 052-561-7077)が1月21日、店舗前で総菜のテークアウト販売を始めた。

小皿に盛り付けた総菜を並べ、利用客に案内する

 沖縄好きの石倉夫妻が営む同店は2010(平成22)年8月にオープン。店名は「サキ」(酒)の「アテ」と「大好きでどうしようもない」という意味の沖縄方言「ジョーグー」を組み合わせた。ランチ提供や夜には常連客も多く集まる。

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 昨年4月に発出された緊急事態宣言時には休業した。2回目の緊急事態宣言中の現在は営業時間短縮要請に応じ、店内営業は平日を休止し、土曜・日曜・祝日のランチ(12時~15時)、ディナー(16時~20時)としている。

 予約制の弁当販売などを経て、今回、水曜~金曜限定で総菜のテークアウト店として営業する。「協力金が出ていてもいつ打ち切られるか分からない。できることをやろう」という考えで始めた。「コロナ禍でメニューを考えるたくさん時間があった。考えたメニューが世に出ないことが最もつらいので、今回、テークアウト店で販売できてよかった。今、生み出したメニューが爆発している」と笑顔を見せる。

 野菜を中心に使ったアテになるおばんざい(各370円)と、肉・魚を使ったご飯のおかず(各430円)に分け、それぞれ5種類、計10種類を店頭に並べる。客が3種類を選び、店が容器に詰め合わせ販売するシステムで、合計価格は1,110円~。内容は週替わりで人気のある料理は継続するなど利用者の反応を見て変更していく。

 おばんざいは、「クーブー人参(にんじん)シリシリー」(昆布とニンジンの炒め煮)、「紅大根と紫キャベツのシークワーサーピクルス」「ブロッコリーとロマネスコのナムル」など、おかずは、自信作で「温めてご飯の上にのせるとよく合う」という、ラフテーを入れた巾着「ルートビアラフテーとうずらの巾着袋」、通常メニューでも販売する「もずくの沖縄天ぷら」、ゆっくり火を入れて骨までやわらかく仕上げた「丸干しのオイルサーディン」など。内容は取材時のもの。最新のメニュー内容は同店のSNSで確認できる。

 そのほか、「ニブルソラ」のマフィンなど焼き菓子や、オリオン生ビール(500円)もテークアウト販売する。

 仕事帰りや主婦らが夕食の支度をし始める夕方を狙って営業時間を決めたといい、取材時も小さな子どもを連れたファミリーや自転車で通り掛かった人などが利用する姿が見られた。「半分くらいが新しいお客さま。今までに接点のなかった主婦層やファミリーと交流できたり、メニューのリクエストをもらえたりして、会話して楽しい」と笑顔を見せる。

 総菜のテークアウト営業は水曜~金曜限定で、営業時間は16時~19時(なくなり次第終了)。

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