名鉄ホールで幻想小説「クラリモンド」が初の舞台化

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名鉄百貨店が運営する名鉄ホール(名駅1、TEL 052-561-7755)では5月29日、ダンスミュージカル「クラリモンド」を上演する。原作は、フランスの作家テオフィル・ゴーチェの「La Morte Amoureuse」。同作品は、怪奇小説作家ラフカディオ・ハーンによる英訳版を芥川龍之介と久米正雄が翻訳し、「クラリモンド」の題名で、日本で初めて出版された。物語は、死後の国からやってきた女吸血鬼クラリモンドと、彼女の誘惑の虜になって行く若い僧侶との恋物語で、彼らを取り巻く三体の悪魔との競演によるダンス中心のミュージカルとして、今回が初舞台化となる。初演は、5月12日のサンシャイン劇場(東京都)で、その後全国で公演となる。クラリモンド役は、舞台を中心に活動している元宝塚歌劇団花組のトップスター安寿ミラさん、僧侶役は、ミュージシャンとして活躍した後、宮本亜門さん演出のミュージカルなどにも出演した貴水博之さん、三体の悪魔役は、ダンスカンパニー「ザ・コンボイ」のメンバ-舘形比呂一さん、タップダンサーの熊谷和徳さん、海外でも活躍している森山開次さんが、それぞれ担当する。また音楽は、「マツケンサンバ2」の作曲者で、舞台「身毒丸」「ハムレット」などの音楽も担当した宮川彬良さんが手掛ける。開演時間は18時30分。料金は、S席=8,500円、A席=6,200円。チケット発売は、3月19日10時から。

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名鉄ホール

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