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名駅につぶつぶの「ごまぴよりん」 ごま油をかけて仕上げる初のスタイルで

「ごまぴよりん」に「「マルホン胡麻油」をかける様子。SNSでは「アーユルヴェーダぴよりん」とたとえる声も上がる

「ごまぴよりん」に「「マルホン胡麻油」をかける様子。SNSでは「アーユルヴェーダぴよりん」とたとえる声も上がる

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 ごま油をかけて仕上げる「ごまぴよりん」の期間限定販売が4月15日、JR名古屋駅構内の「ぴよりんSTATION カフェ ジャンシアーヌ」とぴよりん専門店「ぴよりんshop」で始まった。

「ごまぴよりん」の断面図

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 「ぴよりん」は、ジェイアール東海フードサービス(名古屋市中村区名駅南1)が製造・販売する名古屋コーチン卵で作るプリンを使う名古屋のスイーツ。チョコレートでできた目やくちばし、羽などを付け、ヒヨコに見立てている。

 「ごまぴよりん」は、「マルホン胡麻(ごま)油」を製造する「竹本油脂」(蒲郡市)とのコラボで開発。他社が期間限定「ぴよりん」の開発に関わるのは初めて。同社の熱烈なオファーを受け、コラボに至ったという。

 竹本油脂が求めたごま油の使用ををかなえようと、「ぴよりん」広報担当者のジェイアール東海フードサービス・依田浩明さんは「最初はスポンジにゴマ油を混ぜ込んでみたもののしっとりしすぎてしまい、うまく組み合わせることができなかった。そんな中、ゴマ油を『追いがけ』することを思いつき、ぴよりんと一体感があるバランスのいい味ができ、ごまぴよりんを商品化できた」と振り返る。

 「ごまぴよりん」には、名古屋コーチン卵のプリンを白ねりごまのババロアで包み、白いりごまと白すりごまを混ぜた粉末状のスポンジをまとわせた。ババロアのアクセントにはオレンジピールを利かせた。

 商品には、いずれも竹本油脂の製品で、クセがなくスッキリとしていながらもうまみとコクがあるという「太白胡麻油」と、浅いりしたゴマで香ばしさが特長という「太香胡麻油」の小分け袋(14グラム)を1つずつセット。価格は、テイクアウト=500円、イートイン=509円。購入は1人2個まで。当日分が売り切れ次第販売終了。

 食べ方は、一口目は白ごまババロアだけで、二口目は白ごまババロアと名古屋コーチン卵のプリンを一緒に、三口目は付属のごま油を数滴かけての味変を推奨する。

 依田さんは「SNSでは、ごま油がかかる様子を『アーユルヴェーダぴよりん』とたとえてもらうなど、これまでの限定ぴよりん以上の反応がうかがえる」と期待を寄せる。

 各店とも10時販売開始。今月28日まで。

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