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名駅のデコおにぎり専門店「オニコロ」が話題に-名古屋めしをモチーフにしたおにぎりも

「オニコロ」オーナーの宮本佑一郎さん(名古屋めしをモチーフにしたおにぎりを手に)

「オニコロ」オーナーの宮本佑一郎さん(名古屋めしをモチーフにしたおにぎりを手に)

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 色鮮やかにデコレーションされたおにぎりを販売するおにぎり専門店「onicoRo(オニコロ)」(名古屋市中村区名駅3、TEL 052-571-7560)が話題を集めている。

エビフライ、あんかけスパ、みそカツなど名古屋めしをモチーフにした「デコおにぎり」

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 オープンは6月。従来のおにぎりとは異なり、スイーツのように見た目も味も楽しめる「デコおにぎり」を店頭に並べ、おにぎりの新しい形を提案する同店。オーナーの宮本さんは「オープン当初は、『何じゃこりゃ』と言われる方もいらっしゃったが、味には自信があったので食べてもらえればきっとおいしいと思ってもらえると信じてやってきた」と振り返る。

 オープンから3カ月が過ぎ、1日に販売するおにぎりの数は当初の150個から約2倍の300個に。OLやビジネスマンのランチ利用に加え、同店のコンセプトでもある「人にあげたくなるようなおにぎり」としても徐々に定着し、今では手土産やホームパーティーなどの「おもてなし用」に購入する利用客も多いという。

 新商品もスタッフとともに力を入れてきた。主力メニューの「デコおにぎり」は12種類に増え、中でも名古屋めしをモチーフにしたおにぎりは宮本さん「おすすめ」で同店の人気商品だ。ピーナツきなこご飯の上に小倉とクルミをのせた「小倉おにぎり」、手付けパン粉のエビフライをシャチホコにみたてた「えびシャチ」、スパイシーなあんかけパスタとポテトチップスをトッピングした「あんかけスパ」、特製みそだれを使用した「名古屋ヒレカツ」など6種類を取りそろえる。価格は230円。

 そのほか、野菜をふんだんに使用した「ベジおにぎり」、手巻きずし感覚で食べられる「オニコロロール」、ランチパック、オニコロ丼、パーティーセット、デコおにぎりホールケーキ型(8ピース)など展開。「こんなおにぎりがあったらいいなと思うものを形にし、少しずつ店頭に並べていったところ、お客さまの反応が良かった」と宮本さん。デリバリーも順調で、「週1でオニコロランチデーを設けていただいている会社も何社かでき、毎日1社は配達に出掛けている」とも。

 名古屋だけではなく、全国に向けて発信できたらと考案した、名古屋めしをモチーフにした「デコおにぎり」。将来は、東京など名古屋以外の場所への出店も見据える。宮本さんは「ベースがおにぎりなので、いろいろなものと組み合わせることができる。今後は中華とか世界の料理を具材にしたおにぎりも作っていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時30分~18時30分。予約注文やデリバリーにも応じる。

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