リリース発行企業:コーレ株式会社
コーレ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:奥脇真人)は、デスクトップ常駐型のスーパーサブAI「IrukaDark」において、Web上の情報を調査し、出典付きの表としてまとめる「Spreadsheet Research」機能を搭載したことをお知らせします。
ユーザーが「どのような対象を、どの項目で、何件集めたいか」を入力すると、AIがWeb上から条件に合う候補を探し、候補ごとに必要な情報を追加調査したうえで、構造化された表形式のリストを自動生成する機能です。
Deep Researchの調査結果を単純に表へ変換するものではなく、リスト作成に最適化して独自に設計されたエージェントループによって動作します。
候補を発見する工程と、各候補の情報を詳しく調べる工程を繰り返すことで、営業、広報、採用、マーケティング、新規事業などで必要となるリスト作成業務を支援します。
公式サイト:https://irukadark.com


■ 背景
企業や個人の業務では、さまざまな場面でリスト作成が必要になります。
たとえば、営業候補企業、提携先候補、競合サービス、海外メディア、イベント、コミュニティ、採用候補企業などをリスト化する場合、単に企業名やサービス名を集めるだけでは十分ではありません。
条件に合う候補を複数の検索方法で探し、各候補が対象条件を満たしているかを確認し、所在地、公式URL、サービス内容、特徴などの項目を個別に調査する必要があります。
その後、調査した情報を表計算ソフトへ転記し、重複を削除し、情報の出典を整理する作業も発生します。
リスト作成は単純な入力作業に見えますが、実際には「候補の探索」「対象条件の確認」「項目別の追加調査」「表への整理」という複数の工程で構成された調査業務です。
IrukaDarkは、これらの工程を独自のエージェントループで自動化し、人間が検索と転記を繰り返す負担を軽減します。
■ Spreadsheet Researchについて
Spreadsheet Researchは、AIチャットで「@spread」に続けて、作成したいリストの内容を入力することで利用できます。
たとえば、次のような依頼が可能です。
- 日本国内の生成AIスタートアップを1000社調べて、会社名、サービス名、概要、所在地、公式サイトを表にする
- 米国のAI関連メディアを500件調べて、媒体名、対象読者、主なテーマ、公式サイトをリストにする
- デスクトップAIサービスを100件調べて、サービス名、運営企業、対応OS、主な機能、料金を比較表にする
依頼を受けると、AIが最初に表の作成計画を提示します。
計画には、リストへ掲載する対象の条件、列の構成、作成する行数などが含まれます。ユーザーは、調査を開始する前に列の追加や削除、列名の変更、件数の調整を行うことができます。
計画を確定すると、Spreadsheet ResearchがWeb調査を開始し、条件に合う候補の発見から各項目の調査までを自動で進めます。
■ 独自のエージェントループによるリスト生成
Spreadsheet Researchの中身は、IrukaDarkが独自に設計したエージェントループです。自分で考え、調べ、次の一手を決めるという流れを制御しています。
ループの1周は「検索する → 収穫を台帳に記録する → 続けるべきか判断する」という流れでできています。
判断の基準は4つです。「目標件数に達したか」「新しい発見がまだあるか」「検索回数の上限内か」「制限時間内か」。1つでも引っかかればループは自動で終了します。
ループの途中には「振り返り」のステップもあり、探し方が行き詰まると、AIがそれまでの探索履歴を見て新しい検索の切り口を自分で考案します。
このループは1本ではなく、3本の探索ループが並列で回ります。
探索ループが終わると、次は「表リストの中身を埋めるループ」に切り替わり、こちらは4並列で1行ずつ確定させていきます。
どちらのループにも検証が組み込まれており、AIのハルシネーションがループの外に出られない構造になっています。
一般的なAIエージェント(Deep Researchなど)は「いつやめるか」までAI自身に任せますが、この設計ではループの継続・終了の判断ルールをすべてプログラム側が握っています。
AIに任せるのは「検索して事実を持ち帰る」ことだけです。段取りと判断はループが担います。
■ Deep Researchとの違い
Deep Researchは、特定のテーマについて複数の情報源を調査し、背景、論点、比較、考察などを文章形式のレポートとしてまとめる機能です。
一方、Spreadsheet Researchは、条件に合う対象を多数発見し、それぞれについて同じ項目を調査して、行と列で構成された表リストを作成することに特化しています。
Deep Researchが「ひとつのテーマを深く調べてレポートにする」機能であるのに対し、Spreadsheet Researchは「複数の対象を探し、同じ基準で調べてリストにする」機能です。
Spreadsheet Researchは、Deep Researchの出力形式だけを変更したものではありません。
リストの作成計画、候補の発見、重複の排除、候補ごとの追加調査、出典の確認という処理を繰り返す、独自のエージェントループによって動作します。
■ 想定される利用シーン

