JR名古屋駅地下1階の地下街「ファッションワン（名古屋中央地下通り）」（名古屋市中村区名駅1）にアウトドアスポーツウエアショップ「マウンテンハードウエア」がオープンして1カ月が過ぎた。オープンは昨年11月22日。

「山登り」をサポートする商品が数多く並ぶ

　同地下街の通りには、全18店舗のうち、「コロンビアスポーツウエア」「ザ・ノース・フェイス」など複数のスポーツ・アウトドアブランドが出店。「マウンテンハードウエア」で5ブランドの単独店が集まる。

　アウトドアスポーツに本格的に取り組んできたメンバーにより1993年に米カリフォルニア州で誕生した「山登り」に特化した同ブランド。直営店は東京、札幌、福岡に次いで国内4店舗目。「日本の山だと3000メートル、海外で8000メートル級の山を登る人をサポートする」と同店店長の盛田さん。「ブランドとしての歴史はまだ浅いが、オープン初日から来店くださったファンの方もいる」と話す。

　店舗面積は14.5坪。店内にはジャケット、パンツ、グローブ、バックパックなどが並ぶ。「瞬間脱湿」をキャッチフレーズに掲げる同ブランドが独自開発した素材を使った主力商品「ドライQエリート」のウエアもそろえる。「通気性、透湿性、防水性、撥水（はっすい）性を兼ね備える。山登りの環境はウエアの中の温度と外気の差が大きく、汗で中が蒸れてしまうことも。ドライQエリートは素早く湿気を放出する通気性に優れているので外気と循環し快適に過ごせる」という。そのほか、マイナス40度の環境でも耐えられるテント（取り寄せ）や寝袋なども用意。シューズは山を走るトレイルランニングに適したシューズブランド「モントレイル」の商品を扱う。

　営業時間は10時～20時。