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名駅に「監獄」がテーマのエンタメレストラン-来店客は「囚人」扱い

鉄格子で仕切られた個室が並ぶ

鉄格子で仕切られた個室が並ぶ

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 名駅の名古屋三井ビル本館(名古屋市中村区名駅南1)地下1階に「監獄」がテーマのエンターテインメントレストラン「監獄レストラン ザ・ロックアップ名古屋店」(TEL 052-541-2226)がオープンして1カ月が過ぎた。オープンは10月24日。

鉄格子の中の様子

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 監獄をイメージした同店。「入所口」とした入り口を入ると、骸骨モチーフなどで演出された薄暗い照明で無機質な店内が広がる。客席は全室個室で鉄格子の扉で仕切られる。来店客は「囚人」として扱われ、案内スタッフは「ポリス」、料理などを運ぶホールスタッフは「模範囚」として、「監獄めし」を「配膳」する。会計は「保釈金」とされ、出口「出所口」から出る。部屋数は約40で、席数は約130席。

 不定期に「監獄にある地下室のモンスターが暴れ狂う」アトラクションを用意。店内が真っ暗になり音で演出する中、次々と「襲いかかるモンスター」を「ポリス」が退治するストーリー。「店内のあちらこちらで悲鳴が上がる」と看守長(店長)の白戸さん。

 メニューは、見た目が真っ黒の「黒空揚げ」(556円)、クモの姿をした「マグロアボカドのクモ男」(714円)、目玉に見立てたチーズのロシアンルーレット「魔女裁判~魔女は誰だ!?~」(504円)、十字架の形をした「十字架のマルゲリータ風ピッツァ」(714円)、炎で演出する「燃えろちんちろりんステーキ」(819円)など。手軽なメニューを「入所手続き」、サラダを「栄養管理」、ルーレットメニューを「裁判判決」、揚げ物を「高熱独房」など、カテゴリーに合わせて名付ける。

 ドリンクメニューはオリジナルのカクテルを豊富にそろえる。試験管にさまざまなリキュールが入った「人体実験Z」、「赤い目玉」が浮いた「メデューサの瞳」(以上、829円)、注射器に入ったドリンクを注いで仕上げる「駐車違反」(724円)はなどビーカーで提供するドリンクも。ビールも「1リットルメスシリンダービール」(1~2囚人用、1,470円)、「2リットルビーカービール」(2,730円、3~5囚人用)などと演出。似たような見せ方でノンアルコールのドリンクも用意する。

 営業時間は17時~翌1時(金曜・祝前日は翌5時まで、土曜=16時~翌5時、日曜・祝日=16時~24時)

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