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名駅にカレー店「ココイチワールド」 コンセプトは「海外ココイチの逆輸入」

海外で人気の「オムカレー」のアレンジでキーマカレーを使った名古屋店限定メニューの「いろどり野菜のキーマオムカレー」

海外で人気の「オムカレー」のアレンジでキーマカレーを使った名古屋店限定メニューの「いろどり野菜のキーマオムカレー」

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 「海外ココイチの逆輸入」がコンセプトの「CURRY HOUSE CoCoICHIBANYA WORLD(通称=ココイチワールド)」が6月12日、名古屋駅前の商業ビル「JRゲートタワー」(名古屋市中村区名駅1)ゲートタワープラザ レストラン街12階にオープンする。

「海外ココイチの逆輸入」がコンセプトの「ココイチワールド」店舗の様子

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 「壱番屋」(一宮市)が運営する「カレーハウスCoCo壱番屋(以下、ココイチ)」は、1994(平成6)年にハワイに海外初出店。本格的な海外への事業展開は2004(平成16)年で、現在はタイ、中国、米国、英国などに展開している。

 ココイチワールドは昨年10月に東京・京橋に初出店し、同店が2号店。海外店舗の人気メニューを日本向けにアレンジした内容など日本にはないメニューを提供する。同社広報課の森蒼葉さんによると、「特別な日にも使ってもらえるレストランの扱い」という海外のココイチをモチーフに「非日常の空間」を演出した内外装だという。席数は34席。

 海外で人気が高いというオムレツをのせた「オムカレー」のメニューが多数並ぶ。森さんによると、「日本のカレーに親しみがなく受け入れられるのが難しかった中でも、卵を使ったオムカレーは見た目の華やかさや目新しさで人気を高めた」という。主なメニューは米国の店舗で提供しているキーマカレーを使い日本向けにアレンジした「いろどり野菜のキーマオムカレー」(1,360円、名古屋店限定)、「チキンクリームオムカレー」(1,200円)、「とろーりチーズとなすほうれん草トマトオムカレー」(1,650円)など。

 中国や香港などの店舗で人気のカレードリアをアレンジしたメニューも用意。イカ・アサリ・エビ・ベビーホタテが入る「シーフードトマトクリームカレードリア」(1,250円、名古屋店限定)、「4種のきのこのチキンカレードリア」(1,100円)など。そのほか、「豚キムチカレー」(930円)、「麻婆(マーボー)なす豆腐カレー」(970円)などの海外店舗メニューを用意する。

 選べるカレーソースは、食肉由来の原材料を使わない海外店舗専用カレーソースの「スタンダード」と「甘口スタンダード」、ひき肉が入る「キーマ」の3種類。「海外店舗専用カレーソースはチーズやナッツでコクを出し、日本のココイチの味に慣れ親しんだ人でも違和感ない味」と森さん。辛さは甘口から10辛まで。ライスは白米か16種の雑穀ライス(50円増し)が選べる。ライスの量も変更できる(一部メニューを除く)。トッピングは「なす」「いろどり野菜」「たっぷりあさり」「マッケンチーズ」など10種類を用意する。

 「新たな取り組みに挑戦することもテーマの一つ」(森さん)で、ココイチにも海外店舗にもないメニューを開発。大きくカットした牛肉が入るココイチとは異なる「ビーフカレー」(1,280円)や、ドリンク「シトラスソーダ」「トロピカルレモンティー」「ティーサングリア」(以上680円)、新幹線型の容器に盛り付ける子ども向けの「キッズオムカレー」(780円、小学生以下限定)など。森さんは「男性のイメージが強いココイチだが、女性や子連れも多い場所への出店で、喜ばれるメニューを用意した」と話す。

 営業時間は11時~23時。

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