JR東海、「名古屋駅新ビル」概要発表-名古屋タカシマヤの増床も

桜通側から見た完成イメージ

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 JR東海は5月19日、JRセントラルタワーズの隣接地に計画している「名古屋駅新ビル」(名古屋市中村区名駅1)の概要を発表した。

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 新ビルは地上46階、地下6階で、延べ床面積は約26万平方メートル、高さ約220メートル。1階~14階は商業施設で、ジェイアール名古屋タカシマヤが増床するほか、大型家電量販店などを誘致する計画。大型家電量販店については「交渉にも入っていない」(同社広報担当)状況だという。「駅という可能性を考える中で集客力、専門性の高いものを考えた結果、家電量販店に決定した。家族連れや若者にも多く来店してもらいたい」と同社担当者。JRセントラルタワーズのレストラン街「タワーズプラザ」よりカジュアルで専門性・話題性のある飲食店も配置する。

 15階にはホテルのエントランスとレストランを配置し、客室は19階~25階で約350室。29階~44階はオフィス(エントランスは15階)になる。1階レベルにバスターミナルを置くほか、保育施設や医療施設、金融機関が入る。JRセントラルタワーズ15階のスカイストリートをはじめ複数階でJRセントラルタワーズと新ビルと接続する予定。また、中庭(15階)やドライミストを設けるほか、ビル周辺の歩道を緑化しヒートアイランド現象の抑制を図る。

 今年12月初めに名古屋ターミナルビル解体に着手し、仮設バス停の供用を開始。2012年夏ごろに新ビル建設に着手する。竣工は2016年度を予定し、2017年度にかけて順次開業していく。

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