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堀川でBBQやシャンパン片手にクルーズ ウォーターマジックフェスティバルで

7つのクルーズ企画をメーンにした第13回ウォーターマジックフェスティバルのチラシ

7つのクルーズ企画をメーンにした第13回ウォーターマジックフェスティバルのチラシ

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 名古屋の中心を走る運河「堀川」のある納屋橋エリアを中心に10月10日から、「堀川ウォーターマジックフェスティバル」が始まる。

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 同イベントは、「堀川の浄化・再生と堀川を生かしたまちづくりを進め、その機運を高める」ことを基本的な目的に据え、2003年から始まった。

 13回目を迎える今年はクルーズ企画がメーン。同イベントでは例年、「舟運の可能性」の訴求を掲げ、納屋橋~名古屋城近くの朝日橋や、納屋橋~松重閘門をつなぐコース、名古屋城や名古屋市博物館のプラネタリウムなど観光スポットとクルーズをセットにしたプランなど毎年クルーズを実施してきた。昨年は円頓寺商店街で開催する「パリ祭」とコラボし、納屋橋~川伊藤家(円頓寺商店街東端付近の五条橋辺り)を往復する無料シャトルバスを実施し盛況を得たという。

 今年用意したクルーズ企画は7つ。船上でバーベキューが楽しめる「堀川BBQクルーズ」、「のんびりしたり、デートに使ったり」など船を15分間貸し切りできる「貸し切り体験クルーズ」、シャンパン片手にクルーズできる「堀川シャンパンクルーズ」、出会いの場とする「堀川カップリングクルーズ」、食事付きでものまねショーを観覧できる「ものまね屋台クルーズ」など。利用者が高齢者中心になっていることから、「もっと多くの人たちに堀川や水辺を感じてほしい、楽しんでほしい」と、「堀川で船に、乗ろう。」のテーマと「船の祭典」というサブタイトルで多様な年齢層を取り込みたい考え。完全予約制で、実施日時や料金は企画により異なる。

 「昔を知る名古屋の人たちはどうしても『堀川は汚い、臭い』という固定観念を持っている方がいまだ多く見られる」(同イベント実行委員会)とし、「水鳥が来たりボラが遡上(そじょう)したりと、少なからず変化してきている」と話す。「ハード整備などの根本的な問題はクリアされていないが、少しでも多くの方に堀川の今を知っていただきたい、水辺を感じてもらいたいという願いと、そこからの堀川の『今』をそれぞれに感じていただければ」と参加を呼び掛ける。

 開催日は11月8日までの土曜・日曜。

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