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堀川沿いで「なやばし夜イチ 日本酒まつり」-米から手掛けたオリジナル日本酒も

「なやばし夜イチ」実行委員の寺園風さん

「なやばし夜イチ」実行委員の寺園風さん

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 堀川に架かる納屋橋~錦橋の間の遊歩道を会場に3月27日・28日、「なやばし夜イチ 日本酒まつり」が開催される。

晴天の下、日本酒「よいち」の米を仲間で収穫

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 運営する同実行委員会の寺園風さんは、半農半カフェ生活を経て一昨年の夏、「八風農園」(三重県いなべ市)を構え農業で独立。以前はアジアを旅して回っていたという。日本に戻ってきて知り合った同じく旅をしてきた仲間と意気投合し、「ナイトマーケット」を作る計画を進めた。「人との距離が近いアジアの屋台の雰囲気が楽しくて。日本に戻ってくるとそれがなく『あぁ、日本ってこんなのだった』と感じた」「作り手と交流したり、手をかけて作ったものを販売したりできる場をイメージしていた」と振り返る。

 整備され遊歩道ができた堀川の夜の雰囲気を気に入り会場に決め、準備を進めて2010年8月に「なやばし夜イチ」をスタート。現在は、第4金曜に定期開催するほか、2日間開催の「日本酒まつり」、夜イチオリジナルビールも製造・販売した「ビールまつり」、名古屋市近郊のコーヒー店が出店する「ナゴヤコーヒースタンド」など特色のある回にも展開した。

 4回目を迎える今回の「日本酒まつり」は、例年通り酒造メーカーの日本酒を楽しめるほか、今年は寺園さんの農園で作った米を使い、名古屋の酒蔵「東春酒造」で作った夜イチオリジナルの日本酒「よいち」が登場。田植えに協力する仲間を募り一緒に作ってきた。「一緒に米づくりをすることで『自分が作ったお米でできたんだよ』と誰もが言える。少しワクワクできることを提供したかった」と笑顔を見せる。

 初搾りの試飲について尋ねると「本当にお酒になった」と、味の前に実際に出来上がったことに感動したという。「米づくりから手掛けたストーリーのあるお酒」。味については、「お酒用の米ではなく普段食べるコシヒカリを使ったので、味は正直良いのか分からないが…(笑)、自分たちではおいしいと感じた。杜氏(とうじ)さんからは『まぁまぁだな』と(笑)」。

 開催時間は17時~21時(28日は11時~)。会場で販売する「夜イチおちょこ」(300円、昨年のおちょこ持参の場合は無料)か、今年初登場の「焼きたておちょこ」(1,000円)を利用し、日本酒チケット(おちょこ5杯分、1,200円)で参加できる。参加酒造は「よいち」を含め15蔵で、それぞれ2~4種類を用意する。

 これまでの5年を振り返り、「続けるのが大変だったが、今ではある程度定着してきたと感じる」。「日本酒、ビール、農園での食材もそろったので、いつか堀川沿いでお店を開けたら」とも。

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