「黄色い涙」犬童一心監督、観光ルートバスでシネフェスをPR

「名古屋シネマフェスティバル2007」オープニング当日、なごや観光ルートバス「メーグル」に乗車して会場へ現れた犬童一心監督

「名古屋シネマフェスティバル2007」オープニング当日、なごや観光ルートバス「メーグル」に乗車して会場へ現れた犬童一心監督

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 映画「黄色い涙」の監督、犬童一心さんが7月20日、なごや観光ルートバス「メーグル」に乗車して名古屋市公会堂を訪れた。

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 同企画は、7月20日から名古屋市内の映画館などで開催している「名古屋シネマフェスティバル2007」PRの一環。同映画祭のオープニング作品となった映画「黄色い涙」は、昭和38年の東京・阿佐ヶ谷を舞台に繰り広げられる、夢を追う若者たちの姿を描いた作品。今年4月28日~6月20日まで「センチュリーシネマ」(中区栄3)で公開され、期間中は1万人以上の観客動員数を記録、全国でもロングラン上映されるなど、話題となった。

 同作は、なごやロケーション・ナビ(中区栄2)がロケ地を誘致し、名古屋市内の病院をはじめ愛知県江南市の商店街、一宮市、岩倉市などで撮影が行われたことから、「名古屋の隠れご当地映画」(なごやロケーション・ナビ、荒川さん)とも言われている作品。オープニング当日は、監督の犬童一心さんが7月21日から運行を開始した「メーグル」第1号の乗客として名古屋駅から乗車し、会場となった名古屋市公会堂に到着、映画鑑賞に集まった観客らに映画とともにPRした。

 犬童さんは、バスの乗り心地について「なかなか快適だった。バスの座席の模様が、一流ブランドのロゴみたいだった」と感想を話し、名古屋駅から会場まで車内で観光PRムービー「マジカル名古屋ツアー」を鑑賞したり、車中から名古屋の景色を楽しんでいたという。当日、映画上映前に開催されたトークショーには、犬童さんとなごやロケーション・ナビの荒川さんが出席。集まった約900人の観客を前に、同作の主要登場人物となる、5人の若者を演じたアイドルグループ「嵐」のメンバーの印象や、ロケ地探しの苦労話、撮影時のエピソードなどを披露した。

 「名古屋シネマフェスティバル2007」は7月20日から、伏見ミリオン座(中区栄1)、中村文化小劇場(中村区中村町)ほかで開催中。「『ルパン三世』生誕40 周年特別企画」「山形国際ドキュメンタリー映画祭 傑作選」「世界の短編アニメ」など約80以上の作品を上映予定。8月23日まで。

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