「氷を使わない」スケートリンク-ウェスティンナゴヤキャッスルに登場

宴会場に出現した樹脂製「スケートリンク」

宴会場に出現した樹脂製「スケートリンク」

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 名古屋城が目の前に望めるウェスティンナゴヤキャッスル(名古屋市西区樋の口町3)2階の宴会場「天守の間」に8月9日、樹脂製スケートリンクが登場した。

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 特殊な樹脂製パネルを敷きつめてワックスを塗布したリンクの大きさは16.8メートル×12メートル。通常のスケートリンク同様に滑ることができ、氷を使わないため転んだ時に冷たくなく、服が濡れたりする心配もなく初心者や子どもでも安心して滑ることができるという。宴会場に大型の設備を設けてイベントを行うのは初めてだという。初日は名古屋開府400年マスコットキャラクターのはち丸が参加し、子どもたちとスケートを楽しむ姿が見られた。

 宴会場の閑散期で夏休みのイベントとして企画された同リンク。環境対策に力を入れる同ホテルでは、氷のスケートリンクに比べ電力使用量や二酸化炭素(CO2)排出量が削減できることから樹脂製スケートリンクの採用を決めた。会場内には同ホテルの料理人が腕を振るう、焼そば、焼きトウモロコシ、空揚げ、ホットドック、ホテルのカレーライス、マカロンアイス、かき氷などの屋台や、カーリングからヒントを得たインドアスポーツのカローリングゲーム、輪投げ、ダーツ、ストライクナインなどゲームコーナーを用意し、イベントを盛り上げる。

 開場時間は10時~19時30分(最終日は17時10分まで)。当日料金は、大人=3,000円、子ども=2,000円(貸し靴料、1フード・1ドリンク料金込み)。ヘルメット、ひじあて、ひざあては無料で貸し出す。「ご両親や、おじいちゃん、おばあちゃんなどスケートリンクを使用しない方は利用料金を屋台で使用できる金券に変更することもできる」(同ホテル担当者)。今月12日まで。

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