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シェアサイクル「カリテコバイク」が事業者向け交通安全教室に参加 

中村警察署主催の交通安全教室「カリテコ、カリテモ、安全運転!!」の様子(画像提供=名鉄協商)

中村警察署主催の交通安全教室「カリテコ、カリテモ、安全運転!!」の様子(画像提供=名鉄協商)

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 名鉄協商(名古屋市中村区名駅南2)のシェアサイクル「カリテコバイク」が12月4日、中村警察署(中村区椿町17)主催の自転車レンタル事業者を対象にした交通安全教室「カリテコ、カリテモ、安全運転!!」に参加した。

「カリテコバイク」で第一交通機動隊「ビー・フォース」からの指導を受ける

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 当日は同署前の運動場で実施。第一交通機動隊「ビー・フォース」隊員が指導者として、「カリテコバイク」を運営する同社シェアリング事業部の社員に対し、自転車の基礎知識、自転車交通ルールや事故防止の注意点などを指導した後、「カリテコバイク」に乗り自転車訓練を行った。

 シェアリング事業部の犬飼博久さんは「こういう機会がありありがたい。カリテコ利用者にもアプリやホームページで学んだ交通安全について発信したい」と話す。参加した同事業部社員からは「手旗信号など知らなかったことも多く、ルールも改めて学べたので良かった」といった声が聞こえた。

 2019年5月から営業開始した同事業。電動アシスト付きの20インチ自転車を、名古屋駅前地区をはじめとした街なかに設置した専用駐輪場「ポート」で貸し出す。現在、51ポートを設置し、140台の自転車を有する。犬飼さんによると「ポートの設置数の今期目標の40カ所を超えた。来年度中の目標だった60カ所を目指して進めている」という。ポートも増え、コロナ禍で密を避けた移動を選ぶ人が増えたことを背景に、利用回数が伸び続けているという。ほか対象エリアでも使えるユーザーID連携や、1日パスの利用で、出張や旅行などで他エリアから訪れる利用者も多いといい、現在は全体の15~20%を占めるという。

 「東京では特によく使われるシェアサイクルサービスなので、名古屋でも使いやすいようだ。名古屋駅周辺は人も車も多く、特に気をつけて乗っていただきたい」(犬飼さん)と話す。

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