東海地区の女性限定ソーシャルネットワーキングサービス（SNS）「ビタ☆ショコ.com」を運営するビタ☆ショコ事務局（名古屋市中区丸の内3）は9月6日、ホテルアソシア名古屋ターミナル（中村区名駅1）20階の中華料理店「頤和園」で同SNS登録メンバーが企画するオリジナルディナーコースメニューの検討会議を開催した。

　「ビタ☆ショコ.com」は、今年7月に東海地区で活躍する35歳以上の女性限定SNSとして開設、現在は34歳以下の準会員も登録も受け付けている。同サイトは、登録メンバーの口コミだけで開設から約2週間で120人が集まり、現在登録メンバーは180人を超えているという。同事務局では、メンバー同士のコミュニケーションツールとしてさまざまな企画を開催しており、事務局スタッフの伊藤さんと同店の支配人、料理長が友人だったことから同サイトのメンバーが考案する中華のオリジナルディナーコースメニューの企画を提案し、実現した。

　同事務局では、コースメニュー考案企画に参加するメンバーを、同サ イトのコミュニティから募集し、事務局のスタッフを含め14人の女性が出席した。当日は、同店の既存のメニューやコースなど数十種類 の料理を全員で試食したのち、既存ディナーコースのメニューを参考に、女性向けディナーコースメニューについて検討会議が行われた。

　検討会議には、同店の行田支配人と高橋料理長も参加し、参加者からは「海老ギョウザやシュウマイなどの点心や、エビチリなど定番メニューは必要」、「フカヒレスープにはコラーゲンが含まれているので、採用したい」、「デザートは1種類ではなく、少しずついろいろな種類を楽しみたい」など女性らしい視点からの意見が多く提案された。また、「ビタショコの名前にちなんで、チョコレートを使用したコース限定デザートを特別に開発してほしい」との希望に、料理長が困惑する一幕も。

　オリジナルコースは、検討会議で提案された意見を元に、同事務局スタッフと支配人、料理長で内容とコース名などを最終的に決定し、9月19日に開催予定のオフ会で初披露する予定。

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