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江姫ゆかりの地の食材を集めた駅弁「江姫膳」、名古屋駅で販売

江姫が食べたであろう食事を再現した駅弁「江姫膳」

江姫が食べたであろう食事を再現した駅弁「江姫膳」

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 駅弁の企画・販売を手がける名古屋だるま(名古屋市中村区亀島2)は4月から、NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」の主役である江姫にちなんだ弁当「江姫膳」を販売している。

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 同商品は、江姫ゆかりの地である近江、尾張、伊勢、美濃の代表的な食材を集め「江姫が食べたであろう食事を再現した」弁当。琵琶湖湖畔の小谷城で生まれた江姫は、伊勢上野城・安濃津城(伊勢湾)、清洲城(五条川)、岐阜城(長良川)など、水と縁の深い土地で暮らしていたことから「水辺の食材を中心に集め、清らかな女性らしいイメージのある献立に仕上げた」(同社担当の横田さん)という。

 中身は、近江から赤こんにゃくの梅肉あえ、日野菜漬物、もろこの甘露煮、尾張からレンコンの煮しめ、大根漬け、伊勢から姫ダイの塩焼き、なます、豆腐田楽、美濃から揚げナスのみそ漬け、ホオ葉みそ 焼きおにぎり、焼きとりなど13品目で構成する。

 パッケージにもこだわった。お姫さまというイメージから、駅弁では珍しい二段重ねを採用し、「品よく、高級感を出せるよう」六角形の箱に詰めた。江姫の歴史や、ゆかりの地の食材を記した品書きが付く。

 武将弁当の開発に力をいれる同社。当時の武将たちが食べていたと思われる食材を再現しているのが特徴の武将弁当は、これまで名古屋三英傑の「信長膳」「家康膳」「秀吉膳」を発売している。

 販売開始から約1カ月。「武将弁当に負けず劣らず、好評を得ている」と横田さん。「江姫膳を食していただくことにより、地域の方々に地元の歴史を知っていただき、愛着を持ち、楽しんでいただければ」と話す。

 価格は1,200円。JR名古屋駅コンコースの「グランドショップ名古屋」で取り扱う。

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