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第60回円頓寺七夕まつり開催へ 名物「張りぼて」で会場飾り付け

開催に向け制作が進む数々の「張りぼて」がぶら下がるアーケード

開催に向け制作が進む数々の「張りぼて」がぶら下がるアーケード

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 円頓寺商店街・円頓寺本町商店街(名古屋市那古野)で7月29日~8月2日、「円頓寺七夕まつり」が開催される。今年で60回目。

制作途中の地球と名物「卵サンド」の張りぼて

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 同祭は商店街の店主らが手作りする「張りぼて」が名物の一つで、毎年100体ほどがアーケードの屋根からつるし飾られる。取材時には制作途中の張りぼてがアーケードからたくさんぶら下がり、開催に向け店舗前で制作に励む店主らの姿も見られた。

 今年4月に国内外の旅行客を受け入れる民宿・食堂としてリニューアルした「西アサヒ」は、地球と名物の卵サンドを張りぼてに表現した。スペインバル「バル・ドゥフィ」は、迫りくる牛と赤い布を手にした闘牛士を制作。そのほか、イルカやゴリラといった動物など。商店を持たない近隣マンションの住人や、地域の児童・生徒たちが作る張りぼても登場する。

 初日は10時45分からオープニングイベントを開催。名古屋おもてなし武将隊の徳川家康さんがオープニング宣言を行い、地元などの子どもたちがバルーンを打ち上げる。

 期間中は、通常の祭りの屋台のほか、商店街の店舗も出店を特設し食べ物や飲み物を販売する。吹奏楽部のパレード、大正琴の演奏会。「おさるのパフォーマンス」、阿波(あわ)踊りのパレード、納涼茶会などのイベントも多数予定する。60周年の「6」にちなみ、商店街の個人商店の一部では記念セールも行う。

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