円頓寺商店街で「一箱古本市」-本好き80組が出店、ジャンル多彩に

円頓寺商店街で行われた「一箱古本市」の様子

円頓寺商店街で行われた「一箱古本市」の様子

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 円頓寺商店街(名古屋市西区那古野1)内の軒先で3月21日・22日、「一箱古本市 in 円頓寺商店街」が開催された。

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 同イベントは本の大型イベント「BOOKMARK NAGOYA」の一環。段ボール箱に古本のほか、雑貨などを入れフリーマーケット形式で販売した。

 当日、円頓寺商店街には約80組の本好きが出品した約100箱が並び、イベント目当てに訪れた多くの人でにぎわった。出店者は敷物を広げ、段ボールのほかスーツケースやバスケットなどに商品を陳列し、それぞれが思い思いの店作りで出店。古本の種類は、文庫本、漫画、映画の本、文学書、美術書、SF、推理、写真集、旅、サブカル系、ビジネス、高級ブランドの商品カタログ、本の付録のみなど、多岐にわたった。

 BOOKMARK NAGOYA実行委員長の岩上さんは「大盛況で良かった。完売し店じまいをした店舗もあったほど。(出店者が)家族で参加したり、ネコを連れてきていたりと、自由なスタイルで行われた」と笑顔を見せる。

 商店街近くの古い街並みが残る四間道にあるアンティーク・リメークショップ「月のののうさ」オーナーのカワカタミカコさんは「月のののうさにも、円頓寺界隈にも初めて来た方もいたようだ。店内が一時、満員電車状態になるほど影響はあった。イベントは11時からの開催だったが、9時くらいからうろうろしている人も見かけた。これをきっかけに円頓寺商店街も、四間道も盛り上がれば」と期待を寄せる。

 BOOKMARK NAGOYAの開催は3月29日まで。

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