ジェイアール名古屋タカシマヤ（名古屋市中村区名駅1）4階ローズパティオで現在、ブランドの垣根を越え今季トレンドのコートを1カ所に集め試着できる企画「コート クローゼット」が行われている。

　初めての試みとなる同企画。30歳前後の同店女性社員が「いろいろなブランドを回って試着するのが大変」「この季節は動き回っているとまだ暑いので疲れる」「試着だけだと気が引ける」など、「乙女の悩み」（同店広報担当者）を解決するために考案したという。

　会場には、20～30代をメーンターゲットにした同フロアのブランドを中心に、約40ブランド・約60着を「ミリタリー」「クラシック」「ダウン」「ニット」とカテゴリー分けしレイアウトした。コートにはそれぞれブランド名、カラー展開、サイズ、価格を表記したタグを付けた。スタッフを常駐させ、利用客が試着し気に入ったコートのブランド店の位置などを案内する。価格帯は20代向けブランド＝2～3万円台、30代向けブランド＝4万円台。

　会場の一角には同店のオリジナルフレームも入ったプリクラ機を設置（1回300円）。「スタイリングの確認や、普段着ないようなコートをはおり、記念に撮影するなど楽しんでもらえたら」（同）。撮影したプリクラで、フリーペーパー「名古屋美少女図鑑」が手がけるタブロイド版フリーペーパー「nabijo PRESS（ナビジョプレス）」（今月25日発刊）にエントリーすることもできる。

　営業時間は10時～20時。今月16日まで。