2月19日で開館30周年を迎える名駅の映画館「シネマスコーレ」（名古屋市中村区椿町8、TEL 052-452-6036）が2月18日～24日、記念イベントを開催する。

　同館は1983（昭和58）年2月、映画監督の若松孝二さんが開館。以後30年にわたり、アジア映画や日本映画の注目作、インディーズ作品などを上映してきた。

　30周年を記念して、映画監督の白石晃士さんのトークイベントを皮切りに、自主映画上映会、音楽ライブ、スタッフによる座談会、落語など多彩な企画を予定する。主な企画内容は以下の通り。

　18日は「白石晃士の『映画の神』を語る＋アメカル映画祭 in 30周年記念バージョン＋more」。「オカルト」「超・悪人」など話題作を撮った白石晃士さんを講師に迎え、「映画の中に暗黒の神が宿る瞬間」を映像を駆使して語るほか、白石さんの生副音声付きシークレット上映も。

　19日は、「童貞。をプロデュース」「ライブテープ」を監督した松江哲明さんを招き、監督作品「カレーライスの女たち」を上映。限定40人に松江さんが自らお手製カレーを振る舞い、カレーと映画について語る。

　20日は、映画配給会社SPOTTED PRODUCTIONSの直井さんと同館スタッフの坪井さんが、「直井×シネマスコーレ坪井の『SPOTTED758』公開会議+シークレット上映」。観客を前に特殊特集上映「SPOTTED758」について公開会議を行う。 21日は、直井さん「おすすめ」のアーティスト2人による30周年記念ライブ。22日は、同館支配人の木全さんとスタッフの坪井さんがスコーレの歴史と未来を話すトークイベント「木全×ツボイの『シネマスコーレ30年激闘史』」を開催。

　そのほかの企画内容や上映時間・料金などは同イベントのチラシ（同館などで受け取れる）で確認できる。