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名駅で映画「鷲と鷹」舞台あいさつ-諸星和己さん、大沢樹生さん登壇

109シネマズ名古屋で舞台あいさつを行った諸星和己さん(右)と大沢樹生さん

109シネマズ名古屋で舞台あいさつを行った諸星和己さん(右)と大沢樹生さん

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 名駅近くの映画館109シネマズ名古屋(名古屋市中村区平池町4)で5月25日、映画「鷲と鷹」の上映会が行われ、主演の諸星和己さん、大沢樹生さんが舞台あいさつを行った。

映画「鷲と鷹」

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 同映画は元「光GENJI」の諸星さんと大沢さんが20年ぶりにタッグを組んで製作した作品。刑事と極道として正反対の道を歩んだ幼なじみ2人の衝突と友情を描く犯罪アクション。大沢さんは「大澤樹生」の名で監督に初挑戦した。

 上映終了の余韻の中、2人が登壇すると大きな拍手が起きた。2人は満員の観客に、「集まっていただき、ありがとうございます」(諸星さん)、「光GENJI時代は名古屋がツアーのスタートになることが多かった。感謝します」(大沢さん)と声をかけた。

 20年ぶりに力を合わせ、作品を生み出した2人。印象に残っているシーンを聞かれ、「一番初めに撮影した(大人になった)2人が出会う場面。20年ぶりなので、きゅんとする部分があった。互いにどこか照れていて、演じていなかった。あのシーンが忘れられない」(諸星さん)、「監督という立場でもあったので、諸星さんの出演シーンは全て印象的。彼は現場でストイックなので、なごませようといろいろ考えた」(大沢さん)と振り返る。

 本作で初めてメガホンをとった大沢さん。「俳優、スタッフには大変な思いをさせてしまった。僕自身、ドラマでも映画でもだらだら作るのが嫌なので、8日間で一気に撮った。最後の日は徹夜。責任者として、皆さんの感想が気になる」と引き締まった表情。諸星さんも「20年ぶりに2人で世の中にメッセージを発するのだから、いい加減なものにはできないという責任感があった。自分の役がどうしたら生きていくのか、必死に取り組んだ」と映画への強い思いを語った。

 会場のファンからの「不仲説もあるが、本当は仲がいいと信じている」との声に、「僕らは20年ぶりに2人で映画をやりました。これが答えです」と諸星さん。その後も質問に答え、今後の共演や、音楽活動など、さまざまな話で会場を盛り上げた。

 最後に2人は「この映画で伝えたいのは、自分とは、人生とは何か。不仲といわれた2人で映画を作る大澤監督の柔らかい発想に感動して出演した。見た人が、自分自身を見つめなおしてもらえるような映画になっていれば、2人で作ったことは成功だと思う」(諸星さん)、「映画を見て、面白かった、楽しかったと思った方は、友達、知り合いを誘って足を運んでいただけたら」(大沢さん)と話し、笑顔で会場を後にした。

 6月7日から109シネマズ名古屋で公開。

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