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名古屋のスイーツ「ぴよりん」、宝島社がムック本に 付録はぬいぐるみ型ポーチ

宝島社が刊行した「ぴよりん ぬいぐるみポーチBOOK」の表紙

宝島社が刊行した「ぴよりん ぬいぐるみポーチBOOK」の表紙

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 宝島社(東京都千代田区)が5月31日、名古屋のスイーツ「ぴよりん」の公式ブック「ぴよりん ぬいぐるみポーチBOOK」を発売した。

スイーツ「ぴよりん」と、ふわふわでモフモフな手触りの付録の「ぴよりん ぬいぐるみポーチ」

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 「ぴよりん」は、2011(平成23)年7月に、名古屋駅構内のカフェで販売が始まったスイーツ。ヒヨコを模した姿で、名古屋コーチン卵を使うプリンをババロアで包み、粉末状のスポンジをまとわせたボディーに、チョコレートの目・羽・くちばし・とさかを付ける。さまざまな姿に「変身」する期間限定商品は、季節や行事に合わせるほか、企業コラボも生まれ、展開の幅を広げている。

 同書編集担当の宝島社の小川さんが、地元の岐阜に帰省した際に名古屋駅で「ぴよりん」を見かけたことが企画のきっかけ。「その後、藤井聡太さんがおやつに食べたというニュースでも見かける機会があり、『これか』と気付いた。かわいい期間限定品がたくさんあって、これは絶対みんな好きだろうと思った」と振り返る。

 「ぴよりん ぬいぐるみポーチBOOK」は、16ページの誌面に、「ぴよりん ぬいぐるみポーチ」が付録で付く。誌面には「ぴよりん」の秘密や歩み、さまざまな姿の歴代限定ぴよりん、パティシエに教わったアレンジレシピ、自宅まで無事に持ち帰る「ぴよりんチャレンジ」のこつ、ポーチの使い方などを紹介。「すごろく形式で楽しめるようにした歩みや間違い探しなど見どころ満載の一冊」と小川さん。

 ポーチの大きさは、高さ=12.5センチ、幅=11.5センチ、奥行=10.5センチ。チャーム付きでかばんなどにも取り付けられる。「ふわふわでモフモフな手触りがポイントで、触って癒やされるように作った。くりっとした目で置いて見ているだけでもかわいい。中に物を入れられるようにあえて大きめのサイズにした。存在感があり、抱き締めてぎゅっとできるサイズ感に仕上げた」(同)。

 「ぴよりん」広報担当者のジェイアール東海フードサービス・依田浩明さんは「提案を受け、超メジャーどころを取り上げたムック本が数多く出ている中、当社のぴよりんにも目を向けてもらいとてもうれしいと感じた。一方で、お客さまに喜んでもらえる内容になるか少し不安もあったが、仕上がりは宝島社の制作陣の方々の『深堀り』力のおかげで、ぴよりんの魅力が詰まった一冊になった。多くの方に手に取ってほしい」と喜びを語る。「ポーチは購入後、『もんで、なじませて』もらうとよりかわいらしさが増すと思う」とも。

 価格は1,925円。全国の書店、および宝島社公式通販サイト「宝島チャンネル」、各種ネット書店で販売する。

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