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名古屋の寺社を貸し切りタクシーで巡るツアー「ご朱印さんぽ」

「ご朱印さんぽ」のチラシと「トラベルアート」のリーフレットを手にする山田博さん

「ご朱印さんぽ」のチラシと「トラベルアート」のリーフレットを手にする山田博さん

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 禄英社(名古屋市中村区名駅1)の旅行事業部「トラベルアート」が10月25日、名古屋市内の寺社を貸し切りタクシーで巡るツアー「ご朱印さんぽ」の販売を始めた。

「ご朱印さんぽ」のチラシと「トラベルアート」のリーフレット

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 寺社の数が多いとされる愛知県で、長年旅行業に携わってきたという同社の山田博さんは「コロナ禍で制限されていた旅行の雰囲気が少しずつ変わってきているが、まだ、遠くには行きづらいと思う人も多い中、近くで何かいいものをと考え、お客さまの意見も聞きつつ出かける材料として、寺社に参拝に行く、ご朱印をもらいに行くことに着目した」と話す。

 巡る寺社は山田さんがセレクト。「かわいらしい」ご朱印と華やかに飾られた拝殿が特徴の「別小江(わけおえ)神社」、金運招福などのご利益があるとされる「山田天満宮・金(こがね)神社」(以上、北区)、「大須観音」、信長・家康ゆかりの「亀岳林 万松寺」、「福兎(ウサギ)」がいる「大須 三輪神社」(以上、中区)の5カ所。「写真に撮りたくなるような華やかな装飾されている寺社や、特徴のある寺社など、この機会に知ってほしい寺社を選んだ。年配の人に限らず、幅広い層の人に楽しんでもらえるのでは」(山田さん)。

 移動は名古屋のタクシー会社「つばめ自動車」が独自に選んでいる優良ドライバー「チーム・エクセレント」が乗務するタクシーを利用。「タクシーを使うことで、できるだけ近くに行けるほか、電車などとは異なり知り合い以外の人とできるだけ接しないような環境で旅行ができる、少しリッチな気分が味わえるなどのメリットがあると思う」(同)。

 参道を歩いたり、大須商店街を回ったりするなど、少し身体を動かす要素を持たせ「さんぽ」のイメージを付け加えた。

 昼食は大正時代の建物「旧春田邸」を活用したフレンチレストラン「レストラン デュボネ」(東区)でフレンチコース料理を楽しめる。「少人数のツアーのため実現できる内容。食事も満足してもらいたい」(同)。「今後は、選べるランチを導入する考えもある。また、将来的にはインバウンドの取り込みも考え、英語版のパンフレットや、和食店での昼食などを考えたい」と意気込む。
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 9時30分出発(名古屋駅・栄駅・金山駅のいずれか)で15時20分ごろに出発場所に戻る。予約や問い合わせは電話(TEL 052-551-0195)で受け付ける。一人当たりの旅行代金(移動費、昼食含む)は、1台2人利用=2万2,000円、同3人利用=1万8,000円、同4人利用=1万6,000円。ご朱印をもらい受けるのにかかる費用は別途。今後の出発日は、11月18日、25日、12月2日、13日、16日。

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