名鉄百貨店本店（名古屋市中村区名駅1）ヤング館前の巨大マネキン人形「ナナちゃん」が4月16日、夏に向けて衣替えをした。

　「ナナちゃん」は、身長6メートル10センチ、体重600キロ、1973年に同百貨店ヤング館（元セブン館）1周年を記念して入り口前に設置された巨大マネキン人形。「ナナちゃん」は、期間ごとに衣装を替え、冬はクリスマスに合わせた衣装に、中日ドラゴンズ優勝時はユニホーム姿になるなど広告塔として活躍し、名駅の待ち合わせ場所としても親しまれている。今回の衣替えは水着シーズンを向える前にいち早く今年のトレンドをPRするもの。

　水着はホルターネックのビキニスタイルで、2段フリルのスカート、胸元と腰には取り外しが出来る同色のリボンを使用し、襟元にはフリルをあしらい、光沢のあるピンクの水玉シュシュ（髪飾り）をアクセントとして付ける。カラーは比較的需要の高い「さくらピンク」を採用。

　水着のサイズは、通常の約7倍の大きさだという。同店担当者は「リゾートファッションを意識した水着で、比較的海外で着ることが多い、30～35歳の女性をターゲットとした」と話しており、「ナナちゃん」と同タイプの水着も販売する。同タイプの水着の価格は16,800円で、白、黒、パープル、さくらピンクの4種類。「ナナちゃん」の水着姿は、水着の着られるシーズン中まで披露する予定。

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