「みそかつ」で有名な矢場とん（名古屋市中区大須3）は7月14日、中部国際空港セントレア（愛知県常滑市セントレア1）旅客ターミナルビル4階レンガ通りに新店舗「みそかつ矢場とん中部国際空港店」をオープンした。

「みそかつ矢場とん中部国際空港店」限定販売の「かつサンド」

　同社は1947年創業の「みそかつ」の有名店で、同店は7店舗目となる。面積は約131平方メートルで、テーブル席51席とカウンター席8席から成る。

　メニューは、定番の「みそかつ丼（汁付）」（945円）、「串かつ」（1本210円）、「わらじとんかつ」（1,260円）、「鉄板とんかつ」（1,365円）のほか、同店限定販売のテークアウトメニュー「かつサンド」（840円）も提供。

　かつサンドは数量限定で販売しており、オープン初日は昼過ぎに完売。材料はパン・かつ・ソースのみで、それぞれの素材にこだわり完成するまで何年もかかったという。ソースはパンとの相性を考え「みそ」ではなく、フルーティーで酸味のきいた味になるようオレンジを使った「ソース」を選んだ。かつは南九州産ヒレ肉を100％使用。

　同店の営業部長は「女性客も多く、出だしは好調。定番メニューも満遍なく注文いただいている。今後は矢場とんを目当てに空港まで遊びにきてもらえるような店になるよう努めたい」と話す。「かつサンドは飛行機の機内に持ち込みが可能なので、『空弁』として食べてもらえれば」（同）とも。

　営業時間は10時～21時。かつサンドは売り切れ次第販売終了。

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