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名駅で地元事業者向けイベント 新商品開発や新規事業立ち上げのきっかけに

2021年12月に開催された「Makuake Local Meetup@燕三条」の様子

2021年12月に開催された「Makuake Local Meetup@燕三条」の様子

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 新たな商品やサービスを早期購入できる「応援購入サービス」を提供する「Makuake(マクアケ)」が3月11日、地元事業者向けイベント「Makuake Local Meetup@名古屋」を名古屋コンベンションホール(中村区平池町4)で開催する。主催はマクアケ(東京都渋谷区)。

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 「地域に集う、本音が集う。」をコンセプトに掲げ、全国各地での開催を予定している同イベント。今回は2021年12月に新潟県燕三条で実施した第1回に次いでの開催となる。広報担当の牛窪黛さんは「名古屋をはじめとした東海圏は製造業が盛んな地域。昨今は電気自動車の需要の高まりによって産業構造そのものに大きな変化が生じ始めており、既存事業に課題を抱えていたり、将来に不安を覚えたりする事業者も少なくない。地元企業が新たな一歩踏み出すきっかけをつくり、地域活性の一助となりたいとの思いで企画した」と話す。

 新型コロナ禍においてはオンライン形式でのイベント開催も主流となりつつあるが、「リアルな場に集うことの可能性は非常に大きい」とも。燕三条でのイベントでは、参加者の一言が呼び水となって質問が続いたり、議論が発展したりする場面があり、参加者から「もっと話を聞きたかった」という声も多く寄せられたという。「オンラインイベントは手軽に参加できるのが魅力だが、燕三条でのイベントを経て、画面越しでは伝わりきらない『登壇者や参加者の発する熱量』を直接肌で感じることが、活発なコミュニケーションに不可欠だと実感した」と牛窪さん。感染対策を徹底した上で開催する。

 イベントは2部構成。第1部では「製造業から、いかに自社商品のアイデアを生み出していくか」をテーマとするトークセッションを行う。同社でキュレーター本部マネジャーを務め、名古屋拠点責任者でもある武田康平さんがモデレーターとなり、「Makuake」でプロジェクトを立ち上げ実施した事業者やプロジェクト実施の支援者などの登壇者を交えて「アイデア創出」と「プロジェクト実行」の本音を語り合うという。第2部で行うワークショップでは、新商品のアイデア創出のプロセスを疑似体験する。デザイナーやマーケターといった専門家によるアドバイスもある。

 開催時間は18時~20時。定員は100人。参加無料。事前申し込み制。

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