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円頓寺商店街で「春の日本酒まつり」 アーケードで角打ちスタイルの提供も

「えんどうじ 日本酒まつり」の様子(昨年冬開催時)

「えんどうじ 日本酒まつり」の様子(昨年冬開催時)

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 「えんどうじ 春の日本酒まつり」が3月26日、円頓寺商店街(名古屋市西区那古野1)アーケード内で始まった。

名古屋の酒蔵「金虎酒造」の販売ブースの様子

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 同商店街で展開する土曜開催のマーケットイベント「サタデーマーケット」と同時開催する。商店街理事長の田尾大介さんによると、昨年冬に開催した「日本酒まつり」が好評だったことを受け、「春に花見を兼ねて来てもらえるよう」に企画した。

 「26日は混雑することなく、それなりにお客さんも来ていた。今週末はちょうど、商店街沿いの金刀比羅神社のサクラも見頃を迎えそうだ」と話す。

 商店街内の参加店3店舗で、セラー設置型の酒販売を手がける「Hirose Sake Works」がセレクトした酒蔵の日本酒が楽しめる。「喫茶、食堂、民宿。なごのや」では「金虎酒造」(名古屋市)の「金虎初しぼり」「虎変(こへん) 純米吟醸」」「ピンキーティギー」など、沖縄と地元食材を合わせた創作料理店「サキアテ ジョーグー」では「水谷酒造」(愛西市)の「千瓢(せんぴょう) 純米吟醸」「千瓢 生原酒」など、名古屋提灯(ちょうちん)など工芸品のセレクトショップで食事も提供する「わざもん茶屋」では「丸一酒造」(知多郡)の「ほしいずみ 純米吟醸無濾過(むろか)生原酒」「ほしいずみ 純米吟醸火入れ原酒 山田錦」などを提供する。

 開催日には蔵人が店頭に立つ予定。基本的に1杯90ミリリットルで、価格は種類により異なる。

 アーケード内の特設「Hirose Sake Works」ブースでは瓶入り日本酒の販売を行うほか、参加店とは異なる日本酒を中心に、角打ちスタイルで提供する。

 飲食は、各店内や店舗前の各店専用席のほか、アーケード内に設置するフリーのテーブル・椅子で楽しむことができる。「円頓寺商店街のフードをテイクアウトして日本酒と一緒に楽しんでもらえる」(田尾さん)。「なごのや」ではイベント開催中、岩手県広田湾産のカキを蒸しガキ(1個=350円~)で提供する。

 開催時間は11時~17時(店舗の営業時間は各店で異なる)。開催日は4月2日・9日・16日。

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