名古屋のお茶専門店「妙香園」（名古屋市熱田区）が、約20年前から冬季限定商品として販売している「茶コレート」が今年も好調な出足を見せている。

　約20年前、「お茶専門店ならではの商品をお客様に提供したい」（同店）という思いから同商品の販売が始まった。商品名は当時の担当社員がチョコレートをもじって命名。「お茶専門店が提供する本格嗜好（しこう）の抹茶チョコレートだからこそ20年続いたのでは。中には毎年発売を楽しみにしている方も」（同社担当者）と話す。

　同商品は、抹茶トリュフを特別に作られたホワイトチョコでコーティング。さらにその上から石臼でひいた上質抹茶をぜいたくにまぶした直径3センチほどの大粒な手作り生チョコレート。ホワイトチョコレートのパリッとした食感の後に抹茶の深みのある味わいが口の中にひろがるのが特徴。

　「茶舗で販売していることから普段は40～60代女性が中心だが、20～30代女性にもふんだんに抹茶を使用したチョコレートを味わってほしい。バレンタインも近いので贈り物にも良いのでは」（同社担当者）という。

　現在は、2個入り（650円）と4個入り（1,250円）を販売。2月に入ると8個入り（2,500円）もアイテムに加わる。直営店のみの販売で名古屋駅周辺では、テルミナ地下店（名古屋市中村区名駅1、TEL 052-583-0228）とサンロード店（名駅4、TEL 052-582-2280）で扱う。販売は3月末までを予定。