着物着用の来街客に各店がサービス-円頓寺・四間道が定例化

江戸時代から残る蔵や古い街並みが魅力的な、四間道(しけみち)

江戸時代から残る蔵や古い街並みが魅力的な、四間道(しけみち)

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 円頓寺・四間道(しけみち)かいわいで毎月第1週目の土曜・日曜、着物着用の来街客を対象に各店舗でサービスを行う「着物日和サービスデー」がスタートする。主催は、円頓寺商店街・四間道の街づくりをする有志「那古野下町衆」。

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 円頓寺・四間道界隈は、近年高層ビルのオープンが続く名古屋駅エリアの近くに位置する。江戸時代から残る蔵や古い街並み、趣のある商店街など、古き良き雰囲気が魅力。

 那古野下町衆は、昨年11月、12月に着物で街歩きをするイベント「下町散歩日和」を開催した。「『下町散歩日和』が好評だったこともあり着物にした。このかいわいは歴史もあって、着物の似合う街だと思う」(那古野下町衆のメンバーで、雑貨店「月のののうさ」店主のカワカタさん)。

 「今までも着物姿の人もちょこちょこと見かける。着物で出かけるといったコミュニティーを作っている人、呉服屋さんが主催する企画などもあり、着物を着て遊びに行ける場所を探している人が多いようだ」(カワカタさん)とも。

 協力店舗は、飲食店や雑貨店など30店舗以上で、店頭に「着物日和サービスデー協賛店」のPOPを掲示。食事の利用客にプチデザートをサービスしたり、商品を割引くなど、各店舗で特典を付ける。

 次回開催は6月6日・7日。

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