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名駅西に魚料理メーンの「立呑み 魚椿」-「駅西を立ち飲み街に」

「立呑み 魚椿」店舗。1階はカウンターの立ち飲みスペース

「立呑み 魚椿」店舗。1階はカウンターの立ち飲みスペース

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 名古屋駅西側に12月19日、魚料理をメーンに提供する立ち飲み店「立呑み 魚椿(うおつばき)」(名古屋市中村区椿町8、TL 052-453-8555)がオープンした。

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 同店は、名古屋で「立呑み 焼きとん 大黒」を手掛ける光フードサービス(中区栄3)の新業態。「『大黒』では20~30代の若い層のお客さんが中心だが、もっと大人の層にも立ち飲みに来てもらいたいと思い、魚料理を主体とした立ち飲み店を新しく始めることにした」と同社役員で魚椿店長の岩田さん。同店オープンに向け、魚の扱い方を学ぶためにすし店で修業した。

 店舗面積は約8坪。1階は調理場に面したカウンターの立ち飲みスペース、2階は4人掛けテーブル3卓を置く。全席の収容人数は25人。

 魚は毎日三河から直送されるもので、刺し身、焼き物、天ぷらを三本柱に据える。メニュー内容はほぼ日替わりで、オーダー状況を基に毎日営業終了後にミーティングを重ね、求められているメニューを探っているという。

 天ぷらは注文を受けてから揚げ、立ち飲みスペースでは一品ずつ提供していく。「天ぷら一品」(90円~)、「天ぷら8種盛り」(790円)。そのほか、「刺し身3種盛り」(590円)、大アサリやマグロのホホ肉などの焼き物、店内で手作りしている干物なども用意。一品の価格は290円、390円のものが基本になる。

 日本酒はコップすり切り1杯で200円、300円、400円の設定で6種類を用意。「日本酒はよく注文が出る。魚料理にはやはり日本酒が求められていると分かる」。ビール(430円)、ハイボール(340円)、3杯分が入ったやかんで提供する焼酎「割り水やかん黒丸」(990円~)など。

 立ち飲み店だけを手掛ける同社。その魅力は「お客さん同士、スタッフとの距離が近く、みんなで楽しんでもらえる。店の経営としては、小さいスペースで店ができること」と岩田さん。一人での来店客が多く、平均で1.3人だという。同店に隣には「立呑み 焼きとん 大黒」があり、「駅西を立ち飲み屋街にしたい。まず自分たちが名古屋での立ち飲み文化を広げていくのに一役買えればら」と意欲を見せる。

 営業時間は15時~24時。

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